年間100万円の貯蓄は少ない?世帯人数・年齢別の平均額や堅実に貯める方法7選を解説
2026年02月24日
将来に向けて貯蓄を計画する際に、「年間100万円」が多いのか少ないのか判断に迷う方もいるのではないでしょうか。
単純に計算すれば「100万円÷12ヵ月=月々約8.3万円」の積立になりますが、ご自身の年齢やライフスタイルを考慮し、無理のないペースで取り組むことが大切です。
本記事では、世帯人数・年齢別の金融資産保有額(貯蓄額)の平均や年間100万円を貯めるモデルケースをご紹介。堅実に貯める方法7選も解説しますので、今日からどれか1つでも実践してみてください。
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ここでは、一般的な貯蓄額はどれくらいなのか、将来どのようなことにお金がかかるのかを見ていきます。
将来必要な金額の目安を知り、「年間100万円」という貯蓄額が多いか少ないかを判断しましょう。
データで見る「世帯人数・年齢別の金融資産保有額(貯蓄額)」の平均値と中央値
まずは、世間一般の人がどれくらい金融資産を保有しているのか、世帯人数・年齢別に確認してみましょう。ご自身と近い層と比べることで、客観的な立ち位置がわかります。
なお、ここでの「金融資産保有額」とは、預貯金だけでなく、株式・投資信託・貯蓄性のある生命保険などを含めた合計額を指します。
2人以上の世帯の金融資産保有額は、下記のとおりです。
| 世帯主の年齢層 | 平均値 | 中央値 |
| 全国 | 1,374万円 | 350万円 |
| 20歳代 | 382万円 | 84万円 |
| 30歳代 | 677万円 | 180万円 |
| 40歳代 | 944万円 | 250万円 |
| 50歳代 | 1,168万円 | 250万円 |
| 60歳代 | 2,033万円 | 650万円 |
| 70歳代 | 1,923万円 | 800万円 |
参考:金融経済教育推進機構「家計の金融行動に関する世論調査 2024年 二人以上世帯 各種分類別データ(令和6年)シート4 金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯を含む)」
続いて単身世帯の金融資産保有額は、下記のとおりです。
| 世帯主の年齢層 | 平均値 | 中央値 |
| 全国 | 989万円 | 100万円 |
| 20歳代 | 161万円 | 15万円 |
| 30歳代 | 459万円 | 90万円 |
| 40歳代 | 883万円 | 85万円 |
| 50歳代 | 1,087万円 | 30万円 |
| 60歳代 | 1,679万円 | 350万円 |
| 70歳代 | 1,634万円 | 475万円 |
参考:金融経済教育推進機構「家計の金融行動に関する世論調査 2024年 単身世帯 各種分類別データ(令和6年)シート4 金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯を含む)」
- 【補足:平均値と中央値】
- 平均値
全員の金融資産保有額を合計して、人数で割った金額。一部の富裕層の金額に引っ張られて、高めに算出されることがある - 中央値
金融資産保有額が少ない人から多い人へ順番に並べたとき、ちょうど真ん中にくる人の金額。こちらの方が一般的な感覚の「普通」に近い場合が多い
- 平均値
同じ年齢層でも、単身世帯より2人以上の世帯の方が貯蓄額は多い傾向にあります。単身世帯は20歳代から50歳代の中央値が100万円未満。全国の中央値も100万円であることから、半数の世帯は貯蓄が100万円以下であることがわかります。
ライフイベントで必要な費用の目安
人生には、結婚や子育て、老後など、ライフイベントのたびに大きなお金が必要になります。ご自身が将来必要になる費用の目安を知っておきましょう。
| ライフイベント | 必要な費用の目安 |
| 結婚 (結納・婚約から挙式・新婚旅行の総額) |
平均約405.5万円 ※1 |
| 出産 (正常分娩・私的病院や公的病院、診療所などを含む全施設) |
平均約52.0万円 ※2 |
| 子どもの教育 (幼稚園〜大学すべて公立の場合) |
平均約822.5万円 ※3 |
| 住宅購入の頭金 (手持金の全国平均) |
平均約486.4万円 ※4 |
| ゆとりある老後の生活費 (※最低生活費に上乗せしたい金額「公的年金以外の老後の必要生活資金月額 65歳以降の必要額」より) |
平均月額13.4万円 ※5 (年間 160.8万円) |
毎年100万円ずつコツコツと貯めていくことで、ライフイベントにも余裕をもって対応できるようになります。
なお老後の生活費用(年間160.8万円)は、「ゆとりある老後」を含んだ平均値であり、必ずしも全員が必要になる金額ではありません。しかし記事後半で紹介する資産運用で増やすことができれば、ゆとりある老後資金を用意することも期待できます。
※1 参考:ゼクシィ 結婚トレンド調査2024調べ
※2 参考:厚生労働省|医療保険制度における出産に対する支援の強化について
※3 参考:日本政策金融公庫|教育にかかる費用は?
※4 参考:住宅金融支援機構|2024年度 フラット35利用者調査
※5 参考:生命保険文化センター|2024(令和6)年度 生命保険に関する全国実態調査

年間100万円の貯蓄をするには、単純計算で「100万円÷12ヵ月=月々約8.3万円」の積立が必要です。ボーナスがある場合は、年2回で計40万円確保できれば、月々の貯蓄額は5万円まで軽減できます。
ここでは、お金を堅実に貯めるための見直しポイントをモデルケース別にご紹介します。
【モデルケース1. Aさんの場合】
-
20代・一人暮らし・手取り22万円
-
以前までは「残ったお金を貯蓄」しようとして失敗
-
コンビニ通いで食費がかさんでいた
- ▼見直しポイント
- 家賃や光熱費などの固定費を見直し
- 使っていないサブスクを解約
- コンビニ弁当や外食を控え、自炊&水筒持参に変更
- 金利優遇、ATM出金手数料無料の銀行口座を活用
【モデルケース2. Bさんの場合】
-
30代・夫婦・子ども1人・手取り45万円(夫婦合算)
-
夫婦でそれぞれ財布を管理
-
気付けば使ってしまい、ボーナス払いの買い物も多かった
- ▼見直しポイント
- 夫婦で家計を共有し、お互いのお小遣い制を導入
- 児童手当は全額手を付けずに別口座へ貯蓄
- 夫婦それぞれの給与収入から「貯蓄用口座」に送金し、先取り貯蓄を実施(他行宛振込手数料が無料の銀行を活用)
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ここからは、年間100万円の貯蓄をするためにしておきたい方法を7つご紹介します。
どれも今日から始められることなので、まずは1つ行動に移してみましょう。
方法1:毎月の支出を見直す
毎月、「何に」「いくら」使っているかを把握しましょう。余分な出費がどこに隠れているかを発見するために、お金の流れを見える化することが大切です。
具体的には、下記の方法がおすすめです。
- 1. まずは1ヵ月支出を記録する
家計簿アプリやクレジットカードの明細、レシートなどを使い、1ヵ月間の支出を記録します - 2. 支出をカテゴリに分ける
「食費」「交通費」「交際費」「趣味」など、項目ごとに集計すると、使いすぎている項目が一目でわかります
方法2:固定費を見直す
毎月決まって出ていく「固定費」は、一度見直すだけで節約効果がずっと続きます。
見直しておきたい固定費の例は、下記のとおりです。
-
- 通信費
- 保険料
- サブスクリプション
- 家賃 など
方法3:毎月の予算を考える
月々何にいくらまで使うか、予算を立てることも有効です。予算を決めることで、無計画な出費を防ぐことができます。
予算を立てる際のポイントは、下記のとおりです。
-
- 予算の配分を決める
例えば「50:30:20」(50%を生活必需品、30%を娯楽や外食、20%を貯蓄や投資)など - 項目ごとに上限を決める
「食費は4万円まで」「交際費は2万円まで」など
- 予算の配分を決める
方法4:先取り貯蓄をする
貯蓄を増やす最も堅実な方法は、給料が入ったらすぐに貯蓄用口座に移す「先取り貯蓄」です。
自分で口座に移すほか、下記のように自動化の仕組みを利用すると「うっかり忘れてしまった」ということがないのでおすすめです。
-
- 銀行の「自動積立」や「定期積金」などのサービス
毎月決まった日に、決まった金額を自動で別の口座に移します - 会社の「財形貯蓄制度」
給料から天引きで貯蓄をします
- 銀行の「自動積立」や「定期積金」などのサービス
方法5:家計簿で進捗を管理する
家計簿はただ記録するだけではなく、予算どおりにお金を使えているかを確認し、目標達成までの道のりを管理するための大切なツールです。手軽に記録できる便利なアプリもたくさんあるため、ご自身に合うものを選ぶと良いでしょう。
家計簿をつけるうえでのポイントは、下記のとおりです。
-
- 計画と結果を比べる
月末に、立てた予算と実際の支出を振り返りましょう - 完璧を目指さない
ざっくりでも良いので、まずは続けることを目標にしましょう
- 計画と結果を比べる
方法6:ポイントを賢く使う
現金で支払う代わりに、キャッシュレス決済を利用してポイントを貯める「ポイ活」も貯蓄術のひとつです。
ポイ活の際は、下記を意識すると良いでしょう。
-
- 支払い方法や買い物先を統一する
普段使うクレジットカードやQRコード決済(※)を1〜2種類に絞る、ポイントを貯めるサービスやお店を決めるなど、ポイントが効率よく貯まる工夫をします - 貯まったポイントを有意義に使う
ポイントは、普段の買い物で現金と同じように使ったり、他のポイントやマイルに交換したりできます
- 支払い方法や買い物先を統一する
※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
ただし、ポイントを貯めるために、必要のないものまで買ってしまうのは本末転倒。あくまで普段の支払いを工夫する意識が大切です。
方法7:収入を増やす
支出を「減らす」だけでなく、収入を「増やす」という視点も大切です。
収入を増やす方法としては、下記のような例があります。
-
- フリマアプリで不要品を売る
不要品を売却することで現金化でき、家計の収入を増やせます - 副業を始める
週末や空き時間を使って、自分の得意なことを活かせる副業を探してみましょう - スキルアップを目指す
昇進や昇給を目指して資格やスキルの勉強・取得をすることも、収入を増やす有効な手段です
- フリマアプリで不要品を売る

家計を節約して「貯める」ことも大切ですが、一定額の貯蓄ができたらお金自身に働いてもらって、効率的に資産形成することを考えてみましょう。
例えば、投資初心者の方におすすめなのが、税金が優遇される制度「NISA(ニーサ)」です。通常、投資で得た利益には約20%の税金がかかりますが、NISA口座内での利益には税金がかかりません。
少額から始められるため、将来のためにコツコツとお金を育てていくことができます。ただし、投資には元本割れのリスクがあります。預金とは異なり、資産が減ってしまう可能性もある点は理解しておきましょう。
なお、きらぼしライフデザイン証券(UI銀行仲介ネット取扱店)では、NISA口座を開設いただいた方全員に「もれなく現金1,000円をプレゼント」キャンペーンを実施しています。資産運用を検討中の方は、この機会にお得にNISAを始めてみませんか?
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年間100万円の貯蓄が少ないかどうかは、ご自身の収入・世帯人数・ライフスタイルを目安に把握できます。将来的に必要になる資金も人それぞれなので、計画的に無理のないペースで堅実に取り組むのが良いでしょう。
本記事でご紹介した貯蓄のポイントを参考に、まずは「貯める方法」を1つ実践してみてください。
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※本記事は2026年2月4日時点の各種情報に基づいて作成しておりますが、将来の相場や市場環境、制度の改正等を保証するものではありません。
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UI銀行は、連携パートナーやきらぼし銀行を始めとしたきらぼしグループ各社と協働し、対面・非対面それぞれの良さを活かした多様なサービスを通じ、お客さまのお金だけでなく、健康や知識、人とのつながりといった見えない資産=「わたし資産」を増やすお手伝いをしていきます。
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