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大切な思い出も「わたし資産」として守る? 未来の防災を妄想してみた

大切な思い出も「わたし資産」として守る? 未来の防災を妄想してみた

TOPICS

  1. 未来の銀行は有形資産だけでなく、思い出や記憶といった無形資産も保管できる場所になっている
  2. 銀行に預けた無形資産は、公共事業や伝統文化への保護活動にも活用できるように
  3. 日常生活のなかで自然に防災意識が高まる仕組み、無形資産を保護できる取り組みについて考える



日々の暮らしのなかで、「未来ではこんな風になったらいいのにな」と妄想することはありませんか? 実はその妄想のなかに、現代を生きる私たちが抱える問題を解決へと導くヒントが潜んでいるかもしれません。「妄想LABO」では、さまざまな社会課題への解決策をマジメに妄想することで、新しい社会やサービスの可能性を追求していきます。


初回のテーマは「防災」について。地震や津波、台風といった自然災害で失われるのは、家や家財道具といった物理的なモノだけではありません。街や家族の思い出といった「無形の資産」も失われてしまう恐れがあります。


東日本大震災の際には、損傷した写真を復元するボランティアなども盛んに行われました。家族や友人の写真から元気をもらったり、ペットの写真を見ることで幸せな気持ちになったり……そういった経験は誰しもありますよね。思い出や記憶は目に見えませんが、1人ひとりの人生の糧となる大切な資産(=わたし資産※)と言えるのではないでしょうか。こういった資産があるからこそ、人は過去の思い出を心の拠りどころとして、未来に進んでいくことができるのでしょう。


そこで本記事では、未来の防災についての「妄想」を通して、これからの防災のあり方、とりわけ、思い出や記憶といった無形資産の守り方について考えてみたいと思います。


※「わたし資産」とは、お金や家などの有形資産だけでなく、思い出や経験、知識といった無形資産も含んだ、私たち1人ひとりの固有資産を意味する、UI銀行オリジナルの言葉です。



銀行がタイムカプセルに? 大切な思い出はすべて仮想空間にストック

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地震や台風などの災害時には、家や家財道具といった形あるモノだけでなく、家族や街の思い出といった無形のモノも失われてしまうことがあります。未来ではこうした問題をどのように解決しているのでしょうか?


例えば、未来では仮想空間などのテクノロジーが発達し、銀行は有形資産だけでなく、思い出や記憶といった無形資産も保管できる場所になっている、という妄想をしてみましょう。


銀行が元々持っていた信頼性と堅牢なセキュリティシステムを活かして、大切な思い出を仮想空間上でしっかりと守る場として機能しているとしたら……。そんな未来では銀行が、卒業式や結婚式などのメモリアルなイベントの思い出を保管するタイムカプセル的な場としても利用されているかもしれません。


さらに銀行に預けた思い出は、スマートフォンのような携帯型デバイスで、いつでも立体映像などで確認可能に。進化した3Dプリンターなどの技術で、匂いや風味、経年変化といった、従来は再現が難しかった情報まで再現できるようになっているとしたらどうでしょう。


こんな妄想は無理がある? いやいや、あながちそうとも言い切れません。


近年の技術革新により、仮想空間でできることがどんどん広がっています。仮想通貨やデジタルアートなどの認知度も上がり、仮想空間やメタバースへの注目度は年々高まっています。今後、テクノロジーがさらに発展していけば、上記のような妄想も実現できるようになるかもしれません。


思い出を銀行に預けることで、私たちの暮らしや文化も豊かになる?

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さらに妄想を広げてみましょう。思い出を保存する技術が大規模に発展し、個人向けのサービスだけではなく、公共事業にも使われるようになっている。そんな未来を想像してみます。


例えば、銀行に保管したデータを活用することで、災害で失われた街並みや建造物をオリジナルと寸分たがわぬ形で再現したり、職人技術や伝統芸能などの保存や伝承を行ったり……といったことも容易にできるようになるかもしれません。


さらに、自分の住んでいた街や村を「2032年◯月◯日の風景」といった形で、ピンポイントに追体験することもできるでしょう。そんな風に「思い出」という無形の資産を歴史・文化的なアーカイブ資料として活かすこともできるかもしれません。


もちろん、思い出を銀行に預ける際に、上記のような公共事業や伝統文化への保護活動への活用を許可するかどうかを選ぶことができるとプライバシーの面でも安心です。個人が思い出の活用を許可することで、人々の記憶や思い出が公共財として集合知的な形で活用され、より大規模かつ精度の高い「モノ・コトの再現」なども可能になるのではないでしょうか。


銀行に「わたし資産」である思い出を預けることで、災害による思い出や記憶の喪失を防ぐだけでなく、景観の保護や、伝統文化の継承といった、自分たちの暮らしや文化を豊かにすることにもつながっていく。そんな未来もありえるかもしれません。



まとめコラム

これまで未来の防災について、妄想を膨らましてみましたがいかがでしたか? 未来の防災について、防災レシピや防災イベントなど、防災についてのさまざまな取り組みを行っている東京ガス様と、さらなるアイデアをディスカッションしてみました。

東京ガス:東京ガスでは、災害時でも簡単に作れて美味しい「防災レシピ」や、アウトドアなどを通じて楽しく防災を学べるイベントといった、日常生活の中に防災の要素を自然と取り入れることができ、さらに家族での「思い出づくり」にもつながる取り組みを実施しています。

ほかにも東京ガスでは、育児サポートのために絵本の読み聞かせアプリ『みいみ』(https://miimi-app.jp/)を提供しています。このアプリは、絵本のキャラクターのセリフの一部を自分の声で吹き替えることができます。日々成長するお子さまの声が保存できるので、もしかしたら思い出を記録するためにも使えるのではないでしょうか。


UI銀行:銀行には「貸金庫」というものがあり、権利書や資産価値のある有形資産などを保管する場として古くからご利用いただいてきました。UI銀行はデジタルバンクなので、実際の店舗のような「貸金庫」はありません。でも、もし「バーチャル貸金庫」みたいなサービスができたら、東京ガス様のアイデアを利用して生まれた大切な思い出を「わたし資産」として、自分のためだけでなく、次世代にも残していくことができるかもしれませんね。銀行アプリを通じて、「バーチャル貸金庫」に我が子やお孫さんの声や思い出を保管できれば、それも立派な「わたし資産」になっていくと思います。


……などなど、今すぐにでも取り組みたいアイデアがたくさん出てきました。今、思い出を保存する仕組みは多々あるとは思いますが、今回のディスカッションを通じ銀行がその一躍を担うことも十分可能性があることが分かりました。今回両社で出たアイデアについて、読者の皆さまはどのように感じられたでしょうか?


思い出は私たちの人生を彩り豊かにしてくれる、かけがえのない「わたし資産」です。わざわざ特別な対策をしなくても、日常生活のなかで自然に防災意識が高まる仕組みや、大切な「わたし資産」を守れる取り組みを、UI銀行は東京ガス様やパートナー企業様などと共に考えていきたいと思っております。

企業プロフィール

東京ガス株式会社

https://www.tokyo-gas.co.jp/

1885年に創立し、主に、ガスおよび電気の製造・供給・販売に携わっております。また、近年ではお客さまの暮らしに「安心」や「心のゆとり」を提供するサービスにも取り組むことで、お客さまの毎日に寄り添える企業を目指しています。

株式会社UI銀行

https://www.uibank.co.jp/

UI銀行は、連携パートナー、またきらぼし銀行を始めとしたグループ各社と協働し、対面・非対面それぞれの良さを活かした多様なサービスを通じ、お客さまのお金だけでなく、健康や知識といった見えない資産=「わたし資産」を増やすお手伝いをしていきます。

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