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マリアージュな読書術vol.7 「ヌン活×おもてなし」ティータイムが育む「わたし資産」とは

マリアージュな読書術vol.7 「ヌン活×おもてなし」ティータイムが育む「わたし資産」とは

TOPICS

  1. 今、女性を中心に「ヌン活」が一大ブームを巻き起こしている
  2. コロナ禍のライフスタイルにアフタヌーンティーの特徴がマッチした
  3. アフタヌーンティーと日本の茶の湯には共通する精神がある
  4. 1人でも、大勢でも。ティータイムを楽しむことで「わたし資産」は増えていく


本企画「マリアージュな読書術」では、異なるジャンルのテーマをかけ合わせることで生まれた新たなトレンドや世の中の変化に目を向けながら、「わたし資産」を増やすアイデアを考察します。

 

今回のテーマは今、女性を中心に人気を集める「ヌン活(アフタヌーンティー活動)」。最近は、ホテルのティールームだけでなく、カフェやレストランでのヌン活や、自宅でアフタヌーンティーを再現する「おうちヌン活」も人気です。

 

そんなヌン活人気の背景や内容を紐解きながら、日本の茶道にも通じる「おもてなし・ホスピタリティ」の心得や、ティータイムから得られる「わたし資産」について深掘りします。UI銀行のパートナー企業である、株式会社フライヤー様の書籍要約サービス「flier(フライヤー)」による、関連書籍の要約とあわせてご覧ください。

 

※「わたし資産」とは、お金や家などの有形資産だけでなく、思い出や経験、人とのつながりといった無形資産も含んだ、私たち一人ひとりの固有資産を意味する、UI銀行オリジナルの言葉です。



流行語大賞にもノミネート。コロナ禍で浸透した「ヌン活」とは?

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日本でアフタヌーンティーが知られ始めたのは、バブル期の1990年代といわれています。外資系ホテルなどを中心に広まっていきました。その後、コロナ禍が始まった2020年に、本格的に流行。不要不急の外出や会食が制限されるなか、「飲酒を伴わず、少数でも楽しめる」といったアフタヌーンティーの特徴が、息抜きを求めていた人々の気分にマッチしたと推測されています。

 

2022年には、アフタヌーンティー活動の略語である「ヌン活」が、「ユーキャン 新語・流行語大賞」にノミネート。その人気は衰えず、現在はホテルだけでなく、カフェやレストランなどでもアフタヌーンティーを提供する動きが広がっています。中には、12ヶ月ごとに新メニューが発表され、予約開始とともに一瞬で満席になるお店も。また、大皿やシルバースタンドに、スコーンやスイーツ、サンドイッチなどを並べて、自宅でアフタヌーンティーを楽しむ「おうちヌン活」も人気です。ホテルのテイクアウトや、全国配送のお取り寄せなど、アフタヌーンティーを手軽に楽しめるセットの販売も増えてきています。

 

華やかなスイーツについ目が行きがちですが、アフタヌーンティーのメインは、香り高い紅茶。ホテルやレストランでは、数種類の茶葉を飲み比べたり、差し湯をしたりして、紅茶を何杯もおかわりしながら、ゆったりとした時間を楽しむことができます。紅茶に関する知識があれば、ヌン活がより楽しくなるでしょう。

 
紅茶をはじめ、お茶の種類や歴史について詳しく知りたい方には、『お茶の科学 「色・香り・味」を生み出す茶葉のひみつ』がおすすめ。お茶の分類から、イギリスを中心に紅茶文化が花開いた背景、成分の秘密、正しい淹れ方まで、お茶について深く知ることができる1冊です。




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お茶の科学 「色・香り・味」を生み出す茶葉のひみつ

著者名:大森正司

出版社:講談社

書籍の要約はこちらから

 

 

アフタヌーンティーの本質は「おもてなし」にあるshutterstock_531184726.jpg


アフタヌーンティーは、19世紀、ヴィクトリア時代のイギリスで始まったといわれています。当時、貴族階級の人々は、朝はゆっくりと起きてブレックファーストをいただき、夜の8時過ぎから始まるディナーまで食事をとらない12食の生活をしていました。名門貴族の1人であるベッドフォード公爵夫人のアンナ・マリア・ラッセルは、空腹を満たすために、寝室で紅茶と一口サイズのお菓子を楽しむようになります。社交的だった彼女は、やがてゲストを招いてディナーまでの時間をお茶会でもてなすようになり、1870年ごろにはこの習慣が「アフタヌーンティー」と呼ばれるようになっていったそう。

 

アフタヌーンティーにはさまざまなマナーやエチケットがあり、日本の茶の湯との共通点も見られます。例えば、アフタヌーンティーでは、ホストがファシリテーターとなって、全員が楽しめる時間をつくるのがマナー。一方、茶の湯の入り口である「にじり口」はあえて低く作られており、「茶室ではすべての人が平等」ということを示しているとされています。アフタヌーンティーと茶の湯は、どちらも「茶」を中心としたコミュニケーションの場であり、その根底に流れているのは「おもてなし」の精神であるともいえるでしょう。


「おもてなし」は、ビジネスパーソンにとって押さえておきたいキーワード。おもてなしの品質を高めるために、サービスの現場でどのようなことが起きているか詳しく知りたい方には、『おもてなしを科学する グロースハッカーが大活躍』がおすすめです。科学・工学的アプローチがサービスの現場でどう生かされ、どのような成果を上げているか、詳細なデータとともに解説されています。




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おもてなしを科学する グロースハッカーが大活躍

著者名:西村崇、日経情報ストラテジー(編)

出版社:日経BP​​

書籍の要約はこちらから



千利休から続く、500年にわたる茶の湯の歴史について知りたい方には『世界のビジネスエリートが知っている 教養としての茶道』がおすすめ。松下幸之助やスティーブ・ジョブズなど、名だたるエリートたちを魅了してきた「わび・さび」の精神についても考察されています。グローバルに活躍するビジネスパーソンにとって、必読書といえる1冊です。




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世界のビジネスエリートが知っている 教養としての茶道

著者名:竹田理絵

出版社:自由国民社

書籍の要約はこちらから

 



ティータイムから生まれる「わたし資産」とは?

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ティータイムは、単においしいお茶やスイーツを楽しむだけでなく、おもてなしの心や教養など、さまざまな「わたし資産」を豊かにしてくれる場でもあります。
友人や家族と一緒にティータイムを過ごすことで、さらなる人間関係の構築や深化にもつながっていくでしょう。「おうちヌン活」を行えば、茶器や紅茶に関する知識が増えるほか、相手を思いやる想像力​​やコミュニケーション力を養うこともできるかもしれません。

 

また、1人でじっくり楽しめるのも「ヌン活」のいいところ。おいしいお茶を味わいながら、自分の感情や思考を整理することは、心身のリフレッシュにつながります。仕事帰りや週末に、お店や自宅で、いつもよりちょっと贅沢なティータイムを楽しんでみてはいかがでしょうか。1杯のお茶をゆっくり楽しむ時間が、新たな「わたし資産」の発見につながっていくはずです。

企業プロフィール

株式会社フライヤー

http://www.flierinc.com

「flier(フライヤー)」は、ビジネス書の新刊や話題のベストセラー、名著の要約を1冊10分で読める形で提供するサービス。通勤や休憩などのスキマ時間に、効率良くビジネスのヒントや教養を身につけられます。社員教育の一環として法人契約する企業も増えています。

株式会社UI銀行

https://www.uibank.co.jp/

UI銀行は、連携パートナーやきらぼし銀行を始めとしたグループ各社と協働し、対面・非対面それぞれの良さを活かした多様なサービスを通じ、お客さまのお金だけでなく、健康や知識、人とのつながりといった見えない資産=「わたし資産」を増やすお手伝いをしていきます。

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