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STOCK POINT×UI銀行【前編】 生活と投資が有機的につながる、新しい資産形成のカタチ

STOCK POINT×UI銀行【前編】 生活と投資が有機的につながる、新しい資産形成のカタチ

TOPICS

  1. 眠っているポイントを活用して、投資や運用のネガティブなイメージを払拭
  2. 「ためること」が好きな日本人らしいポイント制度は、次のステージへ
  3. 資産形成は1日にして成らず。心穏やかにコツコツ続けるのが何より大切



リアルの店舗でも通信販売でも、今やどこで何を買っても気づくと加算されているポイント。上手にためて活用している人もいれば、使わないままに有効期限が切れてしまっている人も少なくないのでは?


今回は、そんな日々の購買でたまるポイントをデジタルの世界で投資や運用体験に使えるサービスを展開している、STOCK POINT株式会社の土屋清美代表取締役にご登場いただきます。私たちの将来における投資や運用の必要性や、お金以外の資産をどうためて、どう活用していくべきか、共に語り合いました。




貯蓄だけでは心もとない資産を、投資で増やすきっかけづくり

UI未来Base:STOCK POINTさんは「StockPoint(ストックポイント)」というポイントを活用したサービスを展開しているとうかがいました。どのようなサービスなのでしょうか。


土屋:買い物などで付与されるポイントを、個別の企業の株価と連動させてポイント運用をするサービスです。アプリを使って運用を行ない、ポイントが1株分たまったら実際の株と交換も可能。日本とアメリカで特許を取得しており、現在ユーザー数は66万人を突破しています。


UI未来Base:なぜこのようなサービスをビジネスにしようと思われたのでしょうか。


土屋:当社を立ち上げた2016年より少し前から、「貯蓄から投資へ」の重要性が取り沙汰されてきました。2022年に入って、岸田総理があらためて「新しい資本主義」の実行計画のなかで掲げて話題になりましたが、貯蓄だけでは将来のための資金がなかなか増やせません。個人資産を投資にまわし、コツコツと増やしていかざるを得ないのが、近年の社会情勢です。

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しかしながら、日本ではまだ投資に及び腰の人が多いのが事実。「めんどくさい」「損をしそう」「だまされるかも」といったネガティブなイメージが先行して、二の足を踏む人が多いのです。けれども投資によって資産を増やさなければ、将来困ってしまう人が確実に現れる。この現状に解決策はないかと考えて誕生したのが、お金を使わない、ポイントによる運用です。


UI未来Base:なるほど。我々UI銀行も、投資や運用に興味はあっても、はじめの一歩がなかなか踏み出せずにいるお客さまが多いと感じています。投資や運用は、金融リテラシーの高い人だけが行なうものと思われる傾向にありますね。


土屋:はい。投資や運用は必ず資産が増えるとは限りません。ですから、自分のお金を使ってしまうと、減ったときに心理的なダメージが大きい。だったら、お金を使わないでできるものにすればいいと考えました。


UI未来Base:確かにポイントは買い物のおまけでもらうもの。それを使うのなら、例え思ったより増えなくても、万が一減ったとしても、そこまでショックを受けにくいですね。


土屋:そうなんです。個人資産を投資や運用にまわすことに対して一歩を踏み出せない人に、ネガティブなイメージを持たずに気軽に試してもらえる、そんなサービスができたら、多くの人にとっていい経験を提供できるのではと考えました。


UI未来Base:現在会員数は66万人とのことですが、どのような層が利用しているのでしょうか。


土屋:30代が最も多く、続いて20代、40代が続きます。StockPointは金融商品ではありませんから、スマートフォンさえあれば未成年者にも利用してもらうことができます。小学生や中学生のユーザーもいるんですよ。家族みんなで楽しんでいますという声も、たくさん届いています。


UI未来Base:小さい頃から金融リテラシーを高めておくことはとても大切ですね。日本人は身内であっても、なかなかお金の話をしにくい人が多い傾向があるとも聞きます。自然と家族間で金融について話し合える環境が生まれるようなサービスづくりに、我々ももっと取り組んでいきたいですね。


普通に暮らしながら、自然と投資ができる社会を目指して

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UI未来Base:STOCK POINTさんは事業を通して、どのような世界観を目指しているのでしょうか。


土屋:生活と投資や運用が自然につながる社会をつくれたらと思っています。みなさん、仕事や家事や趣味などで忙しいですから、やりたくても投資や運用のことばかり考えているわけにはいきません。普通の生活者が普通の生活を営みながら、それが自然と投資につながっていくスタイルが理想です。投資や運用は何よりも継続が大切。心穏やかに続けていくには、日常と地続きである必要があると思います。


UI未来Base:その姿勢は、我々も非常に共感します。また、最近では「ポイ活」という言葉が登場するほど、ポイントをためることに熱中している人もいるようですが、今、ポイントを取り巻く世界はどのような状況にあるのでしょうか。


土屋:日本人は総じて、ポイントが好きだと言われています。ためるのが好きな国民性なんですね。買い物したときに値引きとポイント加算のどちらを選ぶか問われたら、後者を選択する人が多いのではないでしょうか。


UI未来Base:なるほど。だからこそ、多くの店でポイント制度が導入されているのですね。


土屋:とは言え、集客のために良かれと思って始めたポイント制度が、必ずしも店側にとってのメリットになっていないケースも顕著になっています。その店でもらったポイントをその店だけで使うのであればよいのですが、汎用性の高いポイントは、ある店でもらったポイントを別の店で使うことができる。そうすると、ポイント発行をした店のマーケティングコストが、別の店で使われていることになってしまいますよね。


発行したポイントが自分たちの売り上げにどう反映しているのかがイマイチよくわからないというのが企業の本音。でも今さらポイント制度はやめられないですから、難しい段階にきているように思います。


UI未来Base:確かにそうですね。そういった課題についてもSTOCK POINTさんのサービスを通じて解決していける余地がありそうです。今後のポイント運用のマーケットについては、どのようにお考えでしょうか?


土屋:あくまでポイントを使ったサービスの1つなので、そこまで大きくマーケットが広まるかといったらそんなことはないでしょう。しかし、ポイントはお金でも仮想通貨でもない非常にグレーな立場。だからこそ、自由にさまざまなサービスを展開できるというメリットがあり、アイデアを生みやすいマーケットだと思います。


UI未来Base:なるほど。興味深いですね。また、もしかしたら今後はNFTのようなポイントに代わるまったく新しい価値を持つものが誕生するかもしれませんね。


土屋:私もそう思います。もしかしたら、将来的にお金というものがなくなる未来が来るかもしれません。そのような流れをいち早く捉えて、我々がどのように関わっていけるか、どうしたら新たなサービスを提供できるか、UI銀行さんと一緒に考えていけたらいいですね。


投資を通して企業や業界、社会の動きにも敏感になる

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UI未来Base:STOCK POINTさんはポイント運用サービスを展開する会社ですから、社員の皆さんのポイント運用意識も高いのではないでしょうか? 普段、どのような運用をしていらっしゃるのかぜひ教えていただきたいです。


土屋:社員は皆、当社のアプリを使って各自ポイント運用をしているようですね。例えばコンビニに行く際もポイントがたまる店舗を選ぶといったように、日常の購買行動が変わった社員は多いはず。それに、ポイントを投資した企業の情報や業界の動向を気にするようになったという声も聞かれます。


UI未来Base:確かに投資した企業の動向はついチェックしたくなりますね。


土屋:そうですね。投資先の株式銘柄を選ぶ際、企業の所在地でも検索ができるのですが、地元の企業を選ぶことで、地元の上場企業について知ることができたと話す人もいます。本物の株は高くて手が出せないという企業でも、当社のサービスならば株主気分で投資の疑似体験ができると、ユーザーからも好評です。


UI未来Base:我々は職業柄、金融リテラシーを高めるためにSNSで感度の高い人をフォローしたり、行政が提供している金融に関する動画を見たりと、日々情報収集を重ねているのですが、土屋代表は普段、どのようなことをして金融リテラシーを高めておられますか?


土屋:日本経済新聞は毎日ざっと目を通すようにしています。でも何より、仕事を通してさまざまな企業の方のリアルタイムなお話を聞くことが、身になっていますね。勉強や知識の積み重ねは、無理をしてしまっては続きません。少しずつ取り組んで、それがある程度の時間が経ったときにはじめて役立つのだと思います。


UI未来Base:知識という資産形成も投資や運用と同じで、無理なく継続していくことが大切なんですね。


土屋:おっしゃる通りです。最近当社でリリースしたアプリは、1日1問出題されるクイズに答えて、投資の知識を蓄えながら、ポイントをためて運用に使えるというもの。構えず、楽しく学ぶことが一番です。


UI未来Base:STOCK POINTさんのサービスはどれもハードルが低く、これまでの投資や運用のイメージとはまったく異なるので、これまで関心がなかった人や二の足を踏んでいた人など、新たな層を取り込んでいけそうですね。
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まとめ

「生活と投資や運用が自然につながる社会をつくりたい」という土屋代表の言葉を体現するような、さまざまなサービスを打ち出しているSTOCK POINT株式会社。苦手意識を持つ人たちの意識を変えることができれば、投資や運用の世界はこれまでとは違ったフェーズへと変革していくことでしょう。後編では、お金やポイント以外の資産活用の仕方や、「わたし資産」の増やし方について詳しくうかがいます。


コラム:共創のアイデア

対談中、土屋代表からいただいたUI銀行との共創アイデアをご紹介します。

「当社はあくまで、ポイント運用を通して投資や運用へ一歩を踏み出すためのきっかけづくりをするのが役割。ポイントはお金ではないですから、ポイントをどれだけ運用しても将来が安泰になるわけではありません。我々がつくったきっかけのその先で、現金で金融商品を買って運用していかなければならず、我々のサービスだけではすべては完結しないのです。

お客さまが最初のハードルを乗り越える経験をした後は、金融機関の出番。我々からUI銀行さんへスムーズにお客さまをバトンタッチして、多くの人の金融資産が育っていく仕組みを一緒につくっていけたらいいですね」

企業プロフィール

STOCK POINT 株式会社

https://www.stockpoint.co.jp/

世界初の株価連動型ポイント運用システムを開発し、サービスを提供しています。個別企業の株価に連動するポイントで気軽に投資体験をお楽しみいただけます。私たちの日常の消費行動が自然と投資につながるようなサービスを展開していきます。

株式会社UI銀行

https://www.uibank.co.jp/

UI銀行は、連携パートナー、またきらぼし銀行を始めとしたグループ各社と協働し、対面・非対面それぞれの良さを活かした多様なサービスを通じ、お客さまのお金だけでなく、健康や知識といった見えない資産=「わたし資産」を増やすお手伝いをしていきます。

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