ふやすのは、わたし資産。UI銀⾏のオウンドメディア

TOPICS

1. 平さんの「わたし資産」は人との出会いによって作られている
2. 松本さんの「わたし資産」のポイントはコミュニケーションと健康
3. 「わたし資産」について話し合うことで、知らなかった資産に気づくことができる

「わたし資産」とは、お金や家などの有形資産だけでなく、思い出や経験といった無形資産も含んだ、私たち1人ひとりの固有資産を意味する、UI銀行オリジナルの言葉です。UI銀行で働く人々の「わたし資産」を深掘りする本企画。今回は、UI銀行の立ち上げから携わっている平さん（写真右）と松本さん（写真左）に、お互いの「わたし資産」について語ってもらいました。

ピンチはチャンス！ 海外でのトラブルやプロジェクトの危機が「わたし資産」を形成

――まずは、お2人の経歴や業務内容について教えてください。

平さん：私は1996年に東京都民銀行に入行し、さまざまな部署を経験してきました。2018年に八千代銀行、東京都民銀行、新銀行東京の3行が合併して、きらぼし銀行が誕生。それ以降はきらぼし銀行の行員として、幅広いプロジェクトを担当しました。UI銀行へは、東京きらぼしフィナンシャルグループによるデジタルバンクの設立検討のタイミングから参加しています。

松本さん：私は2007年に東京都民銀行に入行し、2020年にUI銀行を立ち上げるメンバーとして加わりました。現在はUI銀行の行員として、お客さま向けの説明会から行員のサポート、グループ連携企画などさまざまな業務を担当しています。

平さん：松本さんは以前、海外に出向されていたんですよね。

松本さん：そうなんです。2016年から2年間、きらぼし銀行の上海現地法人に出向していました。そのころ中国はデジタル化の過渡期で、スマホ1台で生活できるようになったのもこの時期からです。変化に柔軟な中国の方と共に生活した体験は、今の私を形成する要素の1つですね。

――今回、お2人に自分の持つ「わたし資産」を書き出してもらいました！その中で代表的なものを3つ教えてください。

平さんの「わたし資産」

・多様な人との出会い

仕事で色々なプロジェクトに関わるなかで、アライアンス先やシステムベンダーといった外部の方と多くコミュニケーションをとる機会がありました。そのような異業種の方との接点を通じて得た情報や、考え方が今に活きていると感じていますね。決して銀行員らしいキャリアではありませんが、その分、多様な分野の方々との出会いで自分が作られていると感じます。

・チームワーク

いろいろな経験の中でチームワークは自分の資産であり、所属しているコミュニティの資産でもあると考えています。チームワークで得られる充実感は唯一無二ですね。

・度胸

これまでのキャリアでさまざまな窮地に立たされた経験がありますが、それを乗り越えることで度胸や胆力を身につけてきました。いつも命までは取られないぞという気持ちで乗り越えています（笑）。

松本さんの「わたし資産」

・コミュニケーション能力

自分の「わたし資産」の基礎となっているものですね。リーマンショック後の混乱のさなか、支店でお客さまへの対応を行なうなかで、きめ細やかなフォローを地道に続けることが信頼への一番の近道だと実感しました。現在の仕事でも、社内コミュニケーションが円滑になることを意識して行動しています。

・トラブル回避能力

中国に駐在中、言葉もままならず、頼る人もおらず、ネット検索もできない状況で、トラブルに巻き込まれたとき、半泣きになりながらも1つずつ物事をクリアしてきました。この経験のおかげで、どのような立場の人にお会いしても物応じしなくなり、どんな状況でも自分らしさを出せるようになりました。

・健やかな体

精神的な部分の土台として健康な体があると思います。趣味でピラティスをはじめてから3年近くになりますが、体中の不調が改善されています。基礎体温も上がり、この3年間一度も風邪を引いていません！ 今は体内からも健康を整えるべく、料理にハマっています。

人とのつながりや会話が「わたし資産」をより豊かに

—お互いの「わたし資産」について、いかがですか？

平さん：ついつい仕事ばかりで運動不足になりがちなので、松本さんのように健康という資産は意識的に増やしていかないといけないなと思いましたね。また、どうしても見えているものだけを資産としてカウントしがちですが、今回の対話を通してそれだけではないことを再認識しました。

松本さん：平さんは、努力家で好奇心旺盛ですが、ガツガツした印象ではなく、やさしいまろやかな雰囲気を持っている方です。そして、どんな些細なことにも耳を傾けてくれるので、仕事以外のいろんな相談もさせていただいています。ですので、平さんには私が手に入れたい「傾聴力」という「わたし資産」をお持ちなのでは。また、平さんは新しいことへのチャレンジ意欲が旺盛で、そのことが、さまざまな資産形成に結びついていると感じました。

—お2人が「わたし資産」を増やすために行っていることはありますか？

平さん：さまざまな方との出会いを大切にしています。そもそも、きらぼし銀行は合併行ですので、幅広いバックグラウンドを持つ職員との触れ合いが日常的にあります。さらに、UI銀行には外部で活躍されていた方も参画しているので、毎日刺激を受けていますね。また、過去に関わりのあった外部の方とも、常に情報交換できる関係を維持するように努めています。今後も出会いは大切にしていきたいですね。あとは趣味を強化したいと思っています。

松本さん：平さんは映画鑑賞が趣味なんですよね。

平さん：そうなんです。最近見た『トップガン マーヴェリック』はよかったですよ。前作とのつながりなどもあり、「トップガン世代」としては大変楽しめました（笑）

松本さん：映画鑑賞などの趣味も新たな価値観や人との出会いを増やし、「わたし資産」を豊かにしてくれますよね。私は、苦手な数字の勉強や融資関連などの業務を1つずつクリアすることで、理数系の知識資産を増やしていきたいです。

—読者の方に向けて、「わたし資産」を増やすためのアドバイスやメッセージをお願いします。

松本さん：自分のことだけでなく、人や物事に幅広く関心を持って生活していると、「わたし資産」形成につながる思いがけない気づきや出会いがあるものです。新しい資産をつくるチャンスに巡り合うために、まずは心身を整えて体力をつけ、知らない世界に飛び込んでいきましょう！

平さん：松本さんとの対話を通して、自分では気付いていなかった「わたし資産」に出会うことができました。みなさんもぜひ、ご家族や友人など周りの方とお互いの「わたし資産」について話し合ってみてはいかがでしょうか？ また、現在ユーザーの方々の「わたし資産」を可視化できるプロジェクトにも取り組んでいます。楽しみにしていてください！

編集部コメント

お2人とも、人生のなかで直面する課題や局面を通して、自分だけの「わたし資産」を形成されていることが分かりました。また、自分が認識している「わたし資産」と、周囲が考える「わたし資産」に違いがあるのも興味深いですね。「わたし資産」について誰かと話し合うことで、お互いの「わたし資産」を可視化でき、自分が欲しい「わたし資産」や、気づいていなかった「わたし資産」についても知ることができます。人とのつながりや会話が、さらなる「わたし資産」の形成につながっていくんですね。