ふやすのは、わたし資産。UI銀⾏のオウンドメディア

ふやすのは、わたし資産。UI銀⾏のオウンドメディア

  • ホーム
  • 知識資産
  • マリアージュな読書術vol.9 「フィジタル×高齢化社会」切り拓く新たなシニア像とは

マリアージュな読書術vol.9 「フィジタル×高齢化社会」切り拓く新たなシニア像とは

マリアージュな読書術vol.9 「フィジタル×高齢化社会」切り拓く新たなシニア像とは

TOPICS

  1. フィジタルとは、リアル世界とデジタル世界の融合を意味する造語
  2. フィジタルサービスの導入により、高齢化社会の課題が解決する可能性がある
  3. フィジタルサービスにより、シニア世代の娯楽や働き方の選択肢が豊かになる

本企画「マリアージュな読書術」では、異なるジャンルのテーマをかけ合わせることで生まれた新たなトレンドや世の中の変化に目を向けながら、「わたし資産」を増やすアイデアを考察します。

 

今回のテーマは「フィジタル×高齢化社会」。フィジタルとは、リアル世界とデジタル世界の融合を意味する言葉で、日本が抱える大きな課題の1つ「高齢化社会」にポジティブな効果をもたらすかもしれないと期待されています。

 

この記事では、シニア世代に向けたフィジタルサービスなどを紹介しながら、「フィジタル×高齢化社会」から生まれる「わたし資産」を考察。UI銀行のパートナー企業である株式会社フライヤー様の書籍要約サービス「flier(フライヤー)」による、関連書籍の要約とあわせてご覧ください。

 

※「わたし資産」とは、お金や家などの有形資産だけでなく、思い出や経験、人とのつながりといった無形資産も含んだ、私たち一人ひとりの固有資産を意味する、UI銀行オリジナルの言葉です。



高齢化から消齢化へシフト? 高齢化社会の現状とは

shutterstock_1350758855.jpg

テレビや新聞で「高齢化社会」という言葉が取り上げられるようになって久しい昨今。高齢化社会とはどのようなもので、どんなことが問題なのでしょうか。

高齢化社会とは、高齢化率が7%を超えた社会のこと。2025年には、約800万人にも上る「団塊の世代(1947~1949年生まれ)」が75歳以上の後期高齢者になることで、国民の5人に1人が後期高齢者になる「超高齢化社会」を迎えると言われています。こうした高齢化の進行によって労働力人口が減少する一方で、高齢者に対する医療・介護費が増大することを「2025年問題」と呼び、社会への影響が危惧されています。

しかし、高齢化が進む一方で、健康寿命が伸び、仕事や趣味に対して非常に意欲的な「アクティブシニア」が増加しているほか、インターネットの普及をはじめとした環境の変化によって、年代・年齢による興味関心の差が薄まっているという研究結果も出ています。博報堂生活総合研究所は、こうした現象を「消齢化社会」と名付けています。

消齢化社会について詳しく知りたい方には、『消齢化社会 年齢による違いが消えていく!生き方、社会、ビジネスの未来予測』がおすすめです。本書では、年齢に関わらず、新しいことへチャレンジしたり、自分らしさを追求したりする人たちが増えている、消齢化社会の背景について解説しています。消齢化社会について学ぶことは、今後の生き方や社会、ビジネスの潮流を理解するための助けになることでしょう。



3544_cover_300.jpg
消齢化社会 年齢による違いが消えていく!生き方、社会、ビジネスの未来予測

著者名:博報堂生活総合研究所

出版社:​​集英社インターナショナル

 

書籍の要約はこちらから




高齢化社会の切り札? 「フィジタル」とは

shutterstock_2197596709.jpg

 

インターネットの普及などにより、年代・年齢による興味関心の差が薄まりつつあると言われていますが、加齢による身体機能の衰えは避けられません。そこで、この課題に対処するため、テクノロジーを活用した「フィジタル」のアプローチが注目されています。

フィジタルとは、フィジカル(Physical)とデジタル(Digital)をかけ合わせた造語で、リアル世界とデジタル世界を融合させて新たな生活体験を生み出している状態のこと。

最近では音声操作に対応したAIアシスタントと対話を通じてインターネットが利用できる「スマートスピーカー」や、顔をかざすだけでスマホのロック画面を開けられる「顔認証システム」など、生活の中でも多くのフィジタルサービスが普及しています。オンラインサービスとリアル店舗での対面サービスを組み合わせているUI銀行もフィジタルサービスの一つと言えるでしょう。

前述した高齢による身体機能の衰えにも、フィジタルサービスが役立つことが期待されており、高齢者向けにさまざまなサービスやアイテムが登場しています。シニア世代をよりアクティブにしてくれるフィジタルサービスを3つ紹介しましょう。


①着るだけで体力増強!?  パワードスーツ
人の動作を支援する装着型ロボットのことを「パワードスーツ(アシストスーツ)」と呼びます。重量物の持ち上げや農業といった体力が必要な仕事を行う際に、このスーツを装着することで、作業負荷を軽減してくれると期待されています。

②新感覚ARスポーツ「HADO」で映画の主人公に
「HADO」とは、日本発祥の新感覚ARスポーツのことです。現実空間のフィールドを自由に動き回りながら、AR(拡張現実)の技術で技や魔法を発動させて、まるでファンタジー映画のようにさまざまなゲームやスポーツを楽しむことができます。年齢や性別、体力などの差に関係なく、幅広い層が楽しめるため、国内外で人気を博し、現在も世界各国でプレイヤーが増え続けています。

HADOをはじめとした、電子機器を用いて行う娯楽やスポーツ全般を指す「eスポーツ」について詳しく知りたい方には、『eスポーツのすべてがわかる本』がおすすめです。

本書では、eスポーツの基礎知識はもちろん、eスポーツの発展に伴って新たな職業が現れたり大会が増えたりと、活発化する周辺ビジネスについても解説しています。

2009_cover_300.jpg

eスポーツのすべてがわかる本

著者名:黒川文雄

出版社:日本実業出版社​​

 

書籍の要約はこちらから

※UI銀行と同じく東京きらぼしフィナンシャルグループのグループ会社である、きらぼし銀行がスポンサーを務めるプロeスポーツチーム「Meteor(ミーティア)」​​への取材記事はこちら

 

「VR旅行」で認知機能と身体機能が改善?
VR旅行とは、VR(仮想現実)技術を使って、仮想空間で旅行体験ができるというもの。物理的な移動をせずにリアルな体験ができるため、身体的な理由で移動が難しい高齢者や障害のある方なども楽しむことができます。

ある調査では、VRで海外旅行を体験できるサービスを高齢者施設に導入したところ、認知機能と身体機能が改善されたという結果も出ています。

シニア世代に向けたフィジタルサービスが作られている理由をさらに深く理解したい方には、『メガトレンド 世界の終わりと始まり』をおすすめします。

本書では、私たちの将来に大きな影響を与える社会変化「メガトレンド」について解説しています。先進国の共通課題である少子高齢化もその1つで、シニア世代ならではの消費や、シニア世代の生産性を高めるための生涯教育に注力することの重要性、少子高齢化に伴う産業構造の変化についても知ることができる1冊です。



1421_cover_300.jpg

メガトレンド 世界の終わりと始まり

著者名:川口盛之助

出版社:日経BP

 

書籍の要約はこちらから




「フィジタル × 高齢化社会」から生まれる「わたし資産」とは?


shutterstock_79050115.jpg


人生100年時代と言われる昨今、年齢にとらわれず仕事や趣味など新しいことに積極的にチャレンジしていきたいもの。フィジタルサービスの導入がさらに進めば、シニア世代の生き方や暮らし方が変わってくることでしょう。

 

たとえば、従来のスポーツは年齢や性別、運動神経などにより大きく差が出ますが、ARなどの技術を取り入れることで、属性や身体能力にかかわらず、幅広い年代の人が楽しめるようになります。高齢者と孫世代がハンデなく、同じスポーツを一緒に楽しむことも可能です。また、パワードスーツのようなサービスやアイテムが増えることで、シニア世代の方の働き方の選択肢が増え、さまざまな仕事を長く続けられるようになるのではないでしょうか。

 

こうしたテクノロジーの発展により、人とのつながりや新しい出会い、気づきといった「わたし資産」も年齢に関係なく増やしやすくなるはずです。高齢化社会と言うとネガティブに捉えられがちですが、UI銀行もシニア向けサービスを充実させるなどして、すべての人が人生をよりアクティブに楽しむことができるよう応援していきたいと考えています。

 

企業プロフィール

株式会社フライヤー

http://www.flierinc.com

「flier(フライヤー)」は、ビジネス書の新刊や話題のベストセラー、名著の要約を1冊10分で読める形で提供するサービス。通勤や休憩などのスキマ時間に、効率良くビジネスのヒントや教養を身につけられます。社員教育の一環として法人契約する企業も増えています。

株式会社UI銀行

https://www.uibank.co.jp/

UI銀行は、連携パートナーやきらぼし銀行を始めとしたグループ各社と協働し、対面・非対面それぞれの良さを活かした多様なサービスを通じ、お客さまのお金だけでなく、健康や知識、人とのつながりといった見えない資産=「わたし資産」を増やすお手伝いをしていきます。

このページをシェアする

Twitter Facebook

現在のあなたはどんなタイプ?9つのわたし資産の重要度をAIで判定!
あなた自身の多様な資産を知り、わたし資産をふやそう!
わたし資産スコアをためるとガチャ抽選で、プレゼントがもらえる企画を実施中!!

わたし資産診断をする
ページトップへ